おわりに

小林 明

何か参考になりましたでしょうか。ここでは「おわりに」となっていますし、本稿の投稿者である1期生は2016年3月26日(土)に卒業式を迎えましたが、このプロジェクトは小林ゼミナール1期生から2期生、3期生へと引き継がれていきますので、『現役学生の留学論』の本当の終わりはまだ大分先になると思います。

1期生の貢献を受け、来年、再来年と留学する国際日本学部の学生たちからのフィードバックを貰いながら、留学に興味のある、あるいは留学準備中の高校生や大学生の役に立つサイトに改良を加えていくつもりです。単に留学ノウハウ本のようなものではなく、普段の留学生活から生じる問題や発見などを提供し、一緒に留学を考えることで国際教育全般についても理解を深められる機会を提供したいと考えています。

1期生の皆さん、2年間本当にお疲れさま。2年生ゼミからの持ち上がりが多くいたので最初は馴染みにくい人もいるかと心配しました。また、小さいといえども人間社会ですから私の目の届かないところでは色んなことがあったと思いますが、皆で本当によく話し合いながらゼミ協の活動や夏期研修、高校訪問プレゼンテーションなど色んなことに積極的に取り組む姿勢には感動しました。あまり口を挟まない放任主義は無責任主義だと常々反省しながらも個々の持ち味を生かした貢献やチームワークを頼もしく見てきました。4月からはそれぞれが社会の様々な分野で活動する訳ですが、どんな時でも自分自身を見失うことなく、仲間と協調して、国際教育のことを心の片隅に置きながら頑張ってほしいものです。今後の活躍を期待しています。

本サイト制作・編集に当たってはMarci Kobayashi-Smithから多大な協力を得たことを感謝します。