アメリカ留学による嬉しい3つの変化と成長

久米梨紗子

2015年、なりたい顔ランキングNo.1を獲得した女優の石原さとみさん。最近はドラマに映画にとひっぱりだこだ。デビューは2003年のようだが、最近になってかわいさに磨きがかかり、「モテ」の代名詞として人気がうなぎ上り。彼女があか抜けたきっかけは何だったのか。彼女はインタビューで自身のターニングポイントは2010年に行った1か月の語学留学だったと語っている。無理をせず、ただたくさんの人と会って話をしたり、色々なものを見聞きすることで意識や世界が広がった、心に余裕ができたと感じたそうだ。

私も、人生のターニングポイントは大学3年次後期に行ったアメリカ留学であると思っている。留学によって変化した点が大きく分けて3つある。1つ目はありのままの自分で人付き合いが出来るようになったということ。以前の私は明るいし、人見知りもあまりしないものの、人の言動を気にしすぎる傾向があった。しかし、アメリカの人達は他者がどう思うかなどはあまり気にせず、自分は自分、やりたいことをやる!といった雰囲気で、自由で堂々として見えた。人に合わせてばかりで、心配しすぎて個性もあまり出せずにいた私は、このままではあまり印象に残らず、帰国したら忘れられてしまうのではと思い、自分らしくいることを心がけた。ありのままの自分でいることは、人によっては多少勇気のいることかもしれない。けれども、肩の力が抜けて伸び伸びとしていて、以前よりもずっと人付き合いが楽しくなったと私は感じる。

2つ目は家族のありがたさを強く実感できたということ。私は実家暮らしをしていて、家に帰ればいつも専業主婦の母が迎えてくれるという、甘えてばかりの生活をしてきた。そのため、初めて家族と長い期間離れて暮らす機会がこの留学であった。ホームステイをしたため、独りぼっちというわけではなかったが、やはり実の家族とは違う。気も使うし、何も言わずとも分かり合えたりするわけではない。正直、辛いことよりも楽しいことばかりの恵まれた留学生活ではあった。しかし、いつも前向きでいられたのは、常に味方でいてくれる家族がいたから、安心して帰れる場所があると思えたからだということに、離れて暮らしてみて初めて気づくことができた。

3つ目は自律して生活することの楽しさを知ったということ。私はホストファミリーと出来るだけ多くの時間を共にしたいと考えていた。そこで難点となったのが、2歳半の双子ちゃんに合わせ、夕飯の時間が非常に早く5時であったということだ。授業が終わった途端に帰ってこないと間に合わない。そのため朝早くに学校に行き、授業の前に勉強をし、授業後はまっすぐ帰ってくる。そして一緒に夕飯を食べ、絵本を読んだりなどをし、子供達が寝た後にまた勉強をすることにした。また、授業のある日に宿題を片付け、金曜日に洗濯や掃除をし、土日は友達と遊ぶという習慣を作った。元々夜型で、休みの日は寝て過ごすことも多いタイプの人間だったが、やればできるじゃん!というのが楽しく、不思議と早起きも予定ばかりで忙しく過ごすことも全く苦にならなかった。自律し、充実した生活を送ることがこんなにも達成感に満ちて楽しいものなのかということを、寝ることが大好きな私に教えてくれたのは留学生活であった。

これらの変化は私の内面を成長させるうえで非常に大きな影響を与えたと思う。しかし、果たして4ヵ月半という期間がなければ、これらを得ることはできなかったのだろうか。私はそうは思わない。これらの変化をもたらした原因は、生きる環境を変えたことだろう。たとえ1ヵ月だろうと、新しい環境に自分1人で飛び込んでみれば、たくさんの新しい出会いや異なる文化から刺激を受けることができる。バイトなどのしがらみを取り払って生活することで、自分自身を見つめなおす時間や心の余裕をもつことが出来る。さぁあなたも日本を飛び出して、人生を変えてみないか?

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