
もっとオープンな留学相談システムを
石崎純也
本音を言えば、留学相談用のシステムは存在するはずだが、一度も利用したことはない。というのも留学相談は、就職キャリア支援事務室といったような開かれた場所がない。もちろん、就職活動よりも利用者が少ないからこそ存在しないのだろうが、このような開かれた場所があったほうが留学するものとしては嬉しい。特に留学は、現地での不安といったことに加えて、ビザの取り方や申請方法などいろいろ難しい。そんな時に全面的にサポートしてくれる留学支援課のような場所があってもいいのではないかと思う。事務室にいる留学担当の方々ももちろんいらっしゃるが、忙しそうな場所と立っての会話だとどうしても長時間の相談ができないし、大学が提携している留学しか応対してくれない。もっとオープンな留学相談システムを作ることにより、既存の留学システムだけでなく、様々な国や地域、いろいろな制度を利用して新たな留学に行ってくれる人が増加するのではないかと思う。