2か月弱のインターンシップでも多国籍環境を体験できた

阿部仁美

 目的をもって留学へ行き、自分なりに何かを得ることが出来れば、1学期未満の留学でも実のあるものになると考える。長期間時間をかけなければ得ることが出来ない成果であれば、1学期未満の留学では厳しいかもしれないが、その他の目標であれば、自分次第で満足いく留学になると考える。私はたった2か月弱ではあるが、アメリカへアルバイトをしにいった。もともと英語が得意ではなかったが、英語力を伸ばそうという想いで渡米したわけではない。多国籍の人々が集まる環境で、英語が堪能でない自分がどのように協調していくのか試したかったからだ。結果としては、今後自分が生きていく上で役に立つものを得た気がする。自分はどういう人なのか客観視すること、集団の中での自分の立ち位置を把握すること、派閥がある中での振る舞い方、立場の違う人との距離の詰め方。振り返ってみると、別に日本で経験することと変わらないし、常にそういうことを考えて周囲と関わっている人もいるかもしれない。ただ、私にとっては、日本から出て初めて「人との付き合い方」を考えたのだ。日本で過ごした20年間、周囲に恵まれて育ち、自然と打ち解けてきたために、人付き合いであれこれ考えたことがなかった。だからこそ、20歳になって初めて、どうすれば自分を認めてもらえるか、友好の輪の中に入れるかということを考えるようになった。そのきっかけになったのが、たった2ヶ月弱のアメリカ生活なのだ。私の経験上からもいえるように、自分ならではの「留学の意味」があれば、期間は関係ないと考える。

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