留学する上で必要な心得

庵耀一

いわゆる短期留学であっても意味のある体験だと断言したい。元々意味のないことなど全くないと考えているので、巷でたまに聞こえてくる「3か月如きの留学なんて」といった発言は私はしない。ただし、その3か月以内の留学に価値ある意味を持たせるためにはそれ相応の努力も必要であることに間違いはない。ちなみにこの主張はルイ医学期間の長短にかかわらず当てはまると思われる。ただ、期間が長ければ長い程、価値ある努力を為すためのチャンスを自分で見つける機会も純粋に増えるということはあるのであろう。いずれにせよ、ここで必要なことは期間ではなく内容である。

そこで今回は留学をする上で必要な心得について述べようと思う。第一に、果たしていつからこのようなことを考えるべきなのであろうか。それは留学をすることを決めた時点からである。留学に限らず何かを始めるならばまずは目的意識をはっきりとさせることから始めるべきである。そうすれば自ずと次にやるべき行動が見えてくる。こういった目標を決めた後に具体的に準備を始めると良いと思っている。準備の種類はいくつかあるだろが今回は共通のテーマとして留学という目的がある。よって準備としては英会話に注力したり、ビザを取りにいったり、といったことがある。この準備に力を入れることで自然にベースメントはできてくるのではないだろうか。

次に実際に留学生活が始まってからだ。推測ではあるが、やはり自分が過ごしてきた環境とはかなり変わった文化で過ごすので、新しい土地に到着していきなり準備してきたことややりたかったことを存分にやることのできる人は多くないだろう。そんなことはある意味当然なのである。それでも何の心構えも前準備もない人よりはましなのではないだろうか。そのアドバンテージを持った上でなるべく自主的に積極的に行動することがまず大事なのではないだろうか。まさに習うより慣れろである。明確な目的意識を持ちつつ自分から行動することにより成果は上がるとともに、その目的意識が具体的であれば具体的であるほどに予め決めていたゴールに向かって邁進することが出来るのである。

私の例を挙げるとすれば、留学目的に異文化交流があったために、事前準備としてはネイティブの知合いとの会話をより頻繁にしたり、話題となりそうな事柄を探したりと様々な準備をして留学に臨んだ。当初は稚拙な発音等で会話に苦労したものの、留学生活が始まってすぐ多くの人々に話し掛け続けることで早いうちから現地の生活に慣れ、多種多様な経験をすることができるようになった。このようにモチベーションをしっかりと持ち何にでも挑戦することで3か月経つ前からでも十分良い経験ができたと思っている。

加えて、3か月以内の留学をより良いものにし得る方法が少なくとももう一つある。それは留学後も留学中に行っていたことを維持し続けるという方法である。帰国後もなるべく色々な人々に話し掛けたり、自分から発言したり、と何でもよいので気持ちを保ち続けてほしい。留学で得たものはよりリファインされると強く考えている。

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