超短期の海外渡航でも留学となり得る

上條秀斗

私自身、留学というもの自体を経験したことがないため下手なことは言えないが、2週間の大学留学よりも単独で行った1週間ほどの海外渡航のほうが留学としての意義は大きいと考える。私自身が経験したことだが、南米の国に旅行したときに、英語が全く通じなくて本当に困ったことがあった。しかし移動中やホテルでスペイン語を必死に勉強し、相手とコミュニケーションを取っているといつの間にか旅行に必要最低限の言語は習得できていることを実感した。さらに実際に色んな地域に足を運ぶため文化や人の特徴も知ることができて大学内だけでは感じることが出来ない経験ができる。特にすすめしたいのは、ホテルでプライベートな時間を過ごすのではなく、ホステルなどのルームシェアを体験できるところに滞在することだ。異国の全く知らない人間と一夜、あるいは何日か共にすると得るもの、学ぶ事が非常に多い。良い意味でも悪い意味でもカルチャーショック的な衝撃を味わえる。異文化から何かを学ぶことがあれば留学の価値に値すると私は考える。