旅慣れていなかった

阿部仁美

飛行機に乗り遅れそうになったこと。乗り継ぎを2回して目的地に行く際、経由する空港で乗り継ぎ時間が40分しかなかった。それにもかかわらず搭乗ゲートを間違えてしまった。自分が乗るはずのゲートは別のターミナルにあり、そのターミナルへはシャトルバスでしか行けなかった。正しい搭乗ゲートへ着いた際にはもう搭乗案内が終了し、ゲートが閉められていた。拙い英語で必死に頼み込んで乗ることが出来たが、事前に確認することの大切さを実感した。それと同時に、どんな局面に陥ろうと諦めないでしがみついていく力が、生きていくには必要だと思った。