留学は国際理解のスピードを加速させる

田中翔

私自身の体験から、留学を通じて国際理解は深まると考える。国際理解は、言語から文化、歴史まで多岐に渡ることだが、どれも大学の講義や図書館の書物、インターネットなど調べてしまうことが出来る。しかし、大学3年次にアメリカに留学したことから、日本国内にいては、分からないことがたくさんあることを知った。例えば、言語に関して言えば、中学から英語を学んでおり、大学時代も英語の勉強に精を出したが、実際に世界各国の人々とアメリカで交流を果たした結果、自分が話す英語には訛りがあることを認識し、国によっても英語のアクセントや発音は違うことを学ぶことができた。例えばイタリア人のルームメイトと仲よくなったが、彼は本当に女性遊びが絶えなかった。また留学中に、日本が大好きな海外の人々と出会い、私が日本についてまだまだ知らないことに気づかされることとなった。この様に、いい意味・悪い意味でも留学をすることによって、現地でしか感じることのできない経験、もしくは現地に赴くことによって気づくことが多々あるために、留学をすることが国際理解を深めるスピードを加速させると言えるだろう。