第4章 なぜ今国際教育なのか

なぜ今国際教育なのか

By 小林 明

この最後の章では、いままで学生たちがさまざまな角度からみてきた海外留学の根源ともいえる「国際教育」について、深山正光の『国際教育の研究-平和と人権・民主主義のために』を読ませ、それを参照したり引用したりして感想を述べてい…

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世界情勢の変化と中国と日本における国際教育の現状

By 李蓉

1989年6月に中国では天安門事件が発生し、同年冷戦の象徴であったベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツが統一された。その後、1992年社会主義国家の代表とも言えるソ連が崩壊し、軍事力が要らなくなった共に、国境の壁が低くなり、…

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留学など実践が伴って本物の国際教育になる

By 田中翔

ゼミに入ってはじめて「国際教育」について学んだが、結論から言えばかなり抽象度が高く、また国際政治なども絡んでくることから、大変難解な概念である。「国際教育の研究」(平和と人権・民主主義のために 深山正光著)によると、まだ…

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国際教育という概念は比較的新しい

By 岩倉慧

国際教育という概念が存在し始めたのは第二次世界大戦以降だという。それ以前にそのような思想が全く存在しなかった訳ではない。第一次世界大戦後にも、国際連盟教育・国際理解教育が発足し、各国の平和を目指した国際理解への教育がなさ…

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平和な国際社会の構築と人間が成長するための教育

By 阿部仁美

「国際教育」とは、平和な国際社会を構築し、全ての人々が発達するための教育だと考える。「平和な国際社会」と一言でいっても、個人によってその認識は異なるであろう。紛争や差別のない社会、そして、人種の異なる他者を思いやる社会こ…

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“普通”は単なる多数意見であり正しいかどうかは別

By 上條秀斗

国際教育という言葉の意味とその目的とは人によって定義が異なるが、私は国際理解の教育だと思う。またその目的は世界が共存しながら平和を目指していくことにあるということであろう。なぜ今、国際教育が必要なのか、なにが必要なのか、…

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国際教育のひとり歩きを見直すとき

By 濱谷愛美

「国際」という言葉は現在様々な範囲で使用されている。国際日本学部のような、国際と名がついた学部も年々増えてきているように思われる。国際と聞いて私が思い浮かぶのは、英語能力、及び地球規模で考えることといった大きな枠といった…

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まさに国際教育の必要な時代に突入している

By 久米梨紗子

日本では臨時教育審議会によって教育の国際化、国際理解を深めるための教育が進められてきた。しかしそれは政策による国際教育の歪曲が多々あり、学校などの教育現場における実際の教育は形骸化してしまっており、理想的な国際教育が実施…

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韓国と日本の国際教育の現状比較

By 金ソウン

深山正光の本『国際教育の研究-平和と人権・民主主義のために』の中では多様な「国際教育」論が書いてある。それが文化的なことでもあり経済、社会、外国語まで本当に文字通り多様な意味で使われているのがわかる。しかし、明らかに定義…

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マイノリティの経験は国際理解を一歩前に進める

By 兵頭純子

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されるに伴って、日本国民の英語力底上げを謳うような政策がいくつかでてきた。小学校での英語を「教科」にすること、そして中学校から英語を英語で授業を行うといったもの。アジアの…

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留学は国際理解のスピードを加速させる

By 田中翔

私自身の体験から、留学を通じて国際理解は深まると考える。国際理解は、言語から文化、歴史まで多岐に渡ることだが、どれも大学の講義や図書館の書物、インターネットなど調べてしまうことが出来る。しかし、大学3年次にアメリカに留学…

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外国人が人口の約1.7%の日本で異文化接触は困難

By 岩倉慧

留学をしなくても国際理解を進ませることは可能であると考える。ただ、海外留学がなければその速度は格段に遅くなるであろう。自分とは違う文化に飛びこむことが国際理解推進の最も効果的な手段であると思うからだ。つまり、日本にいなが…

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観光旅行でも国際理解はすすむ

By 庵耀一

少しであれば留学せずに国際理解を進めることは可能なのではないだろうか。まずは国際理解を定義しておく。その定義とは日本だけでなく世界中で起きている、また元々ある物事に関心を向け、認識し、その事柄について深く考え、各々が自身…

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留学で先入観や既成概念を払拭できる

By 萩澤 黛香

留学したほうが国際理解は進むと考える。なぜなら現地に行かないと知り得ない情報が多いからだ。例えば日本にいながら、様々な本を読み、メディアによって情報を収集したところで限界がある。また、他者から話を聞くことで情報を得ること…

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百聞は一見に如かず

By 久米梨紗子

「留学しないで国際理解は進むか」という問いに対して、私は「ある程度は進む」と答えたい。国際理解を進めるために1番大切なことは、多様な文化を理解し、受け入れる寛容さを身に着けることだと思う。私は留学中、アメリカ人の友達とス…

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留学は無駄ではなく、むしろ国際理解の近道

By 石崎純也

結論から言うと、確実に進むと思われる。特に現在の日本では、訪日外国人の数が急増し、SNSなどのネットワークを通した海外とのコミュニケーションも容易に可能だ。また日本以外の国に精通している人や文献、インターネットも多く、国…

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国際理解を進めるには留学が効果的

By 日名地祐輔

少子高齢化により人口減少が進行している日本において、若年層が少なくなってきている状況下で日本全体として、労働力が必要とされている。解決策の一つとして、移民政策という案が浮上してきているが、大量の外国人受け入れを日本で実行…

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